ご自宅でご自身やご家族だけで日常生活を送ることが難しくなった要介護者に対して、ヘルパーが入浴、排せつ、食事などの身体介護、掃除、洗濯、調理等の援助、通院時の外出移動サポートなどの生活援助を行います。
［ご利用できる方］
要介護１～５、要支援１・２、事業対象者
［営業日］月曜日～日曜日
［費用のめやす］
身体介護
20分未満
20分以上30分未満
60分未満
60分以上90分未満
１７９円
２６８円
４２６円
６２４円
生活援助
20分以上45分未満
45分以上
１９７円
２４２円
《身体介護から引き続き生活援助を行う場合》
所要時間が20分から計算し、25分増す毎に65円を加算
《通院介助等乗降介助》
１回につき、97円を加算
［加算］
初回加算、緊急時加算、生活機能向上連携加算、早期加算、夜間加算、深夜加算、介護職員等処遇改善加算
［相談窓口］TEL：0973-72-7181
担当：小幡優子
ノーリフトとは
かつて、オーストラリアでは看護師の身体疲労による腰痛により離職者が増え、深刻な看護師不足に陥りました。そこでオーストラリア看護連盟が、看護師の腰痛予防対策として1998年にノーリフト®を開始しました。「押さない・引かない・持ち上げない・ねじらない・運ばない」いわゆるノーリフティングポリシーを宣言しました。
玖珠会におけるノーリフトケアの取り組み
国内では2013年に「職場における腰痛予防対策指針」が改定され、『人力での抱え上げは、原則行わせない。リフトなど福祉機器の活用を促す』ことが明示されました。
当法人においても、ノーリフトケアが導入されるまではすべて人力での介護を行い、職員の身体的負担が大きい状況でした。現在では、日本ノーリフト協会の法人会員となり、『ノーリフトケアコーディネーターのベーシック・アドバンスプログラム』を修了した理学療法士を中心に腰痛対策チームを結成し、職場の腰痛チェックや対策、ケア技術習得の研修会開催や指導などに取り組み、利用者様・職員双方にとって優しいケアの提供に努めています。
ノーリフト®導入の経緯
2018年
４月 ノーリフティングケア委員会発足
８月 職員全員へのスライディングシート配布と使用方法の指導
10月 トイレへの移動式手すり設置、スライディングボードの追加購入
2019年
２月 乗り移りに使用する床走行式リフト1台のリース開始
10月 職場環境保全・衛生委員会内に腰痛対策チームを発足し、毎月の腰痛チェックや対策の検討開始
11月 立ち上がりを補助するスタンディングマシン2台の購入
12月
2020年
3月 乗り移りしやすいリクライニング式車椅子6台の購入
9月 乗り移りしやすいモジュラー型車椅子6台の購入